私たちは1日に約80種類以上の食品添加物を食べている!
今や、好きなものがいつでもどこでも食べられる時代になりました。
しかし便利になった反面、増えているのが「食品添加物」です。
今や1500種類以上もの食品添加物が、ありとあらゆる食品に使われていて、私達は1日約84種類の添加物を摂っていると言われています。
量にすると1日約20g。
年間で約7.4kgもの添加物を食べていることになります。
コンビニ食やインスタント食品、加工食品などをよく利用する方はそれ以上の添加物を食べているともいえます。
例えば、スーパーやコンビニで一般的に販売されている食パンの包装を見ると、原材料は以下のようになっています。
スーパーの食パンの原材料
小麦粉、糖類、マーガリン、バター、パン酵母、食塩、発酵種、脱脂粉乳/乳化剤、イーストフード、甘味料(ステビア)V.C(一部に乳性分・小麦・大豆を含む)
この中で、小麦粉、糖類、マーガリン、バター、などはそれ自体で食べることもできる食品ですが、乳化剤、甘味料などは、それだけで食べるということはありません。
食品添加物は、食品の原料以外に、食品を製造・加工したり、貯蔵するのに使われるものです。
V.CはビタミンCのことですが、栄養を強化するために入っているわけではありません。
小麦粉中のたんぱく質(グルテン)の性質を変え、ふっくらとしたパンをつくるために使われる合成添加物です。
ちなみに、パン以外では、V.Cは「酸化防止剤」として使われます。
食品添加物は安全なの?
食品添加物って安全性が確認されているんじゃないの?
食品添加物は、安全性試験や有効性評価の結果に基づいて、必要に応じて使用基準が定められています。
しかし、使用基準を定めるための動物実験では、1品目ずつを短期間でのみ行われています。
つまり、何種類もの食品添加物を毎日継続して食べた時の検査はほとんどされていないのです。
365日何種類もの添加物を摂り続ける私たちの体は、どうなってしまうのでしょう。
食品添加物が私達の体にどんな影響を与えるのか、そして、食品の上手な選び方などをこれからご紹介していきますので、ぜひお楽しみに♪
自分自身、大切なご家族の健康のために、正しい知識とちょっとした工夫を、毎日の食生活にお役立てください!